不妊治療 タイミング法

不妊治療における「タイミング法」について

一般的な不妊治療とは、「タイミング法」と「人工授精」の事を意味します。

 

ここでは、タイミング法についてご紹介していきたいと思います。

 

不妊治療においてタイミング法は一番シンプルな治療となりますが、ある程度年齢を重ねてくると妊娠する確率が低い治療法であるため、時間的な猶予も踏まえ、人工授精を優先されるケースは少なくないと言えます。

 

そのため、治療にかかる費用的な事やご自身の年齢が比較的お若い場合は、こちらの方法から治療を開始されてもよいのではないでしょうか。

 

排卵日を推測するタイミング法

 

不妊治療 タイミング法

タイミング法では、まず排卵日を元に卵子が精子と出会えるタイミングを図る治療法です。

 

排卵日を推測するには数の方法があり、基礎体温からでも、一定の推測は可能とは言えますが、その精度はあまり高いとは申し上げられません。

 

 

市販されている「排卵検査薬」を使う事でも、排卵の目安となる「黄体ホルモン」の増加のタイミングを確認する事ができます。

 

黄体ホルモンが出始めたら、そこから36時間程で排卵が始まりますので、検査薬で反応が出た当日から翌日あたりが妊娠をしやすい日であると推測する事が可能です。

 

ただし、あくまでも確率の問題という事になります。

 

そもそも、男性の精子というのは女性の中で約3日から4日くらいは生きているので、週に複数回の夫婦間の関係があれば、精子が生きた状態で卵子を待っていれば妊娠は可能です。

 

このあたりも、年齢的に回数の増減もあったりしますので一概には言えませんが、タイミングを常に図って関係をもつというのは精神的に負担も大きいかもしれませんので、タイミング法を意識するよりも可能な範囲で自然に結ばれるのが好ましいと思います。

 

そのような観点からも、不妊治療におけるタイミング法は年齢的な事も考慮は必要ですが、優先的に行なう必要性が低いケースが増えているのかもしれません。

 

排卵日が必ずしも妊娠しやすい訳ではない?

 

妊娠したいと願うと排卵日をかなり意識するのは誰しも同じだと思われますが、実際のところを申し上げると、排卵日当日がそこまで妊娠する確率が高いという事でもなかったりします。

 

実際のデータとしても、性行為から妊娠の有無を調査委した検証結果では、排卵の5日前から排卵日当日の6日間の中で、一番妊娠をしやすかった日は「排卵日の2日前」だったのです。

 

この事から、排卵のタイミングばかりを意識してしまうのではなく、そこに向って1週間程度を確認するために、「排卵検査薬」を活用するくらいに考えて頂ければ良いのではないでしょうか。

 

タイミング法を行なう理想的なスケジュールとは?

 

タイミング法 スケジュール

これらの事を踏まえた上で実際にタイミング法を実施するのであれば、理想的な計画というのはもちろんあります。

 

まず、月経周期の10日前後あたりになったら病院に通院をします。

 

 

状態としては卵胞の成長が著しいタイミングに突入していますので、排卵が近いという事になります。

 

基本的に、そこから2日程度を目安にお医者さんからは再度病院へ通院するようにと知らせてくれます。

 

この時に、排卵を促すために注射を使用する事もあります。

 

このスケジュールは、あくまで一般的に多いケースでのお話になります。

 

排卵そのものがどうしても個人差がある事でもありますので、焦らないようにしましょう。

 

タイミング法は薬のあるなし2つの方法

 

これまでお伝えさせて頂いた事から、タイミング法では薬を一切使わない方法と使う方法がある事がお分かり頂けるかと思います。

 

薬を使用しない方法は、正直なところ病院でなくてもご自分でタイミングを図る事とほとんど大差がないと言えます。

 

しかし、中には排卵の時期がどうしても正確に図る事が困難な方もいらっしゃいます。

 

そのようなお悩みがあるのでしたら、タイミング法を受診された方が良いでしょう。

 

妊娠率という意味では、薬を用いた方が妊娠率が向上する事は確かですが、体質などにもよりますが、薬が強すぎた場合に「多胎妊娠」の確率が増えます。

 

ちなみに、薬を用いるタイミング法の場合、費用としては1周期で約1万から2万円弱くらいをみておかれると良いでしょう。

 

 

妊活におすすめの人気サプリランキングはこちら

関連ページ

不妊治療を始めるときに受ける主な検査とは
不妊治療を始めるときに受ける事になる検査について主なものをご紹介致します。
卵子の量を調べるための「AMH検査」とは
不妊治療における検査で「AMH検査」というものについて。
超音波検査によって見えてくる症状や問題
不妊治療において必ずといってよいほど行われる「超音波検査」 そこから見えてくる症状や問題について。
不妊治療における人工授精の流れと妊娠率について
不妊治療の一つ、人工授精について、その流れと気になる妊娠率などについてご紹介致します。
排卵誘発剤の副作用とは?
不妊治療に用いられる排卵誘発剤には副作用の心配がありますが、現在の医療現場ではどのような変化が見られるのでしょうか?